熱帯夜
「お待たせ致しました。トマトジュレのせシフォンケーキでございます。」
ジュレの上にはミントの小さな葉が乗っていて、自然を感じた。
「こちらが、かぼちゃのチーズケーキになります。ごゆっくりどうぞ」
『ありがとうございます』
「美味しそぉ~!」
「見た目も可愛くて良いね。野菜使ってるから、デザートだけど健康的だね」
「ホントだね!家でも作れるかなぁ?」
「お?女子力高そう!」
「ホント?嬉しい!お料理とか好きなの」
「彼氏さんにも作ってあげてるの?」
「うん、たまにね。でもお互いカフェで休憩するのが好きだから、外に出てる方が多いかも」
「いいなぁー、そういうデート理想かも!」