熱帯夜
「どう?上手くいってる?」
「あ…実は別れたんだー。言うの遅くなっちゃった!まぁ、別れたと言うより、フラれたんだけどね」
「えぇー!何で何でー?!こんな良い子を振るなんて!もう次行こっ次!」
「ありがとぉー!私頑張るー」
「絶対に幸せになれるから、それだけは大丈夫だからね!またすぐに出来るよぉ!そしたらWデートでピクニック行こう?」
「うんうん!楽しそう!」
いつもボクの話を聞いてくれて、いつだって優しい言葉を掛けてくれた。
元彼の事で悩んでいた時も、うんうんって…ボクの事を否定せずに、最後まで聞いてくれて、よしよしって優しく背中を撫でてくれた。