熱帯夜
*第三夜*
----- 青春のはじまり -----
「先輩っ先輩っ!明日って休みっすよね?!空いてますか?!」
「えっ、何?また何かお願いごとじゃないでしょうね?」
「映画っす!明日、西川さんも休みで、行く事になったんすよー。あっもちろん他にもメンバー居るんで、心配ご無用っす!」
「おー、良かったじゃん!良いよ、丁度明日空いてるし、皆で行くの楽しそう」
「あーーーっ先輩ならそう言ってくれると思ってましたよー!マジ感謝っす!」
話し掛けて来る時はいつもこんな調子だけど、接客の時は意外とちゃんとしている。
「で、何時にどこで待ち合わせ?」
「正午に裏口前っすよ」
「すごく分かりやすいね」
「褒められたぁーっ!」
「褒めてないっ!」
「じゃあ先輩、また明日!」
「人の話聞いてないし…」
シャイボーイなのか、ポジティブな性格なのかよく分からなくなる。
でもそんな所が彼の長所なのだろう。
「先輩っ先輩っ!明日って休みっすよね?!空いてますか?!」
「えっ、何?また何かお願いごとじゃないでしょうね?」
「映画っす!明日、西川さんも休みで、行く事になったんすよー。あっもちろん他にもメンバー居るんで、心配ご無用っす!」
「おー、良かったじゃん!良いよ、丁度明日空いてるし、皆で行くの楽しそう」
「あーーーっ先輩ならそう言ってくれると思ってましたよー!マジ感謝っす!」
話し掛けて来る時はいつもこんな調子だけど、接客の時は意外とちゃんとしている。
「で、何時にどこで待ち合わせ?」
「正午に裏口前っすよ」
「すごく分かりやすいね」
「褒められたぁーっ!」
「褒めてないっ!」
「じゃあ先輩、また明日!」
「人の話聞いてないし…」
シャイボーイなのか、ポジティブな性格なのかよく分からなくなる。
でもそんな所が彼の長所なのだろう。