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樹海を泳ぐイルカ
60ページ
樹海を泳ぐイルカ
それから僕らは何を話すわけでもなく、ただ隣にいた。
取り巻く空気は暖かくて、それが何だか心地良かった。
たまに透子の華奢な肩と僕の肩ぶつかると、それだけで
心臓が早くなる。
顔が暑くなる。
喉が乾く。
気付けば生暖かい通り雨がやんで、清々しい空が僕らの頭上に現れた。
目眩を覚える眩しい青。
緩やかな風が透子の髪をすり抜けていく。
僕らは果てのない永遠を見上げていた。
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#樹海
#イルカ
#純愛
#純心
#夏
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