御曹司なんてお断り★番外編★
「?なんで?
キスぐらいーーーー」
「だって・・・正樹さんもいるし…
喫茶店だし・・・
恥ずかしいです。」
志保はカウンターに目をやる。
まぁ、正樹兄ぃもいるけど・・・
あいさつ程度のキスだからそんなに気にしなくても・・・
「志保ちゃん。
俺のことは気にしなくてもいいよ。
二人で、キスしようが、ここで始めようが大丈夫。
可愛い姿の志保ちゃんを見れるなんて、
ラッキーだからね。」
正樹兄ぃがにっこりと優しく笑いながら言う。
「---ぅっ。」
志保はますます顔を真っ赤にして
口をパクパクさせた。
「・・・正樹兄ぃ。あんまりからかうなよ。
志保のかわいい姿。
なんて見せるわけないだろ?
俺だけのモノなんだから。」
「あーー残念。
志保ちゃんのあえぐ姿見たかったのに。」
「アホか。
志保の姿をみて、正樹兄ぃが発情したらどうするんだよ。
志保の身をよじって
俺を求める姿は、
最高に感じるからなぁ・・・」
そしたら
正樹兄ぃは ニヤリと笑った。