恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
「茉緒は、

オレよりはるかに子供だ。

意地っ張りで、泣き虫で」


「うるさい!」


「酔った時に言った、

オレの事が好きだって言ったのは、

あれは本心じゃないの?」


「・・・」


「もしオレ以外の人が好きなら、

オレはもう、

茉緒に触れない」

「・・・え?」


「オレの気持ちも、

もう茉緒に押し付けない。

だから、わがままになって、

好きな男の胸に飛び込め」


「・・・いやよ」



「茉緒、ホントに怒るよ?」


少し怒った表情になったオレ。

オレや鮫島さんじゃないなら、

その恋を見守る。
< 102 / 184 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop