恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
「鮫島さんは、

オレが何とかする…

だから、オレのモノになってよ。

必ず、幸せにするから」

・・・


抱きしめられた腕は優しくて、

類を愛しいと思う気持ちが、

心の氷を溶かしていく・・・

・・・

「本気になっても・・・

いいのかな?」


「もちろん」


「他の若い女の子に

乗り換えるなんて、言わないよね?」


「当たり前だろ?

若い子がいいなら、

最初から茉緒を好きになるわけないだろ?」


「・・・何よ。

どうせ私は・・・

おばさんよ」


「バカ、そう言う意味じゃない。

最初から歳の事なんて気にしてない。

オレは赤坂茉緒を

好きになったんだから」
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