恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
・・・

その言葉で、

私の心の氷は、

すべて溶けてしまった。

・・・

私は類と恋がしたい。

・・・

類が好き。

・・・

類しか好きになれない。

・・・

私の顔を両手で包んだ類は、

愛しい目で私を見つめる。

・・・

「類・・・

私には・・・類だけ」

・・・

類の顔が

涙で歪んだ。

・・・

「茉緒…

愛してる」

そう言って涙を拭った類は、

私の唇に、

自分の唇を重ねた。
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