恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
想いが通じたら、

そのまま押し倒すかと思ったけど、

意外にそうでなく、

幸せで、胸が一杯で、

抱きしめるだけでよかった。

・・・

日曜だと言うのに、

茉緒は仕事で、

あちこちの生地店に行くと言う。

・・・

甘いひと時を過ごそうなんて

思ったのはオレだけか・・・

・・・

ちょっと落ち込んだけど、

そこは茉緒らしい・・・

そう思うと、自然と笑みがこぼれた。

・・・

「じゃあ、ここで・・・

また明日ね?」

そう言って、

行こうとする茉緒を、

オレは腕をガシッと掴んで、

止めた。


「な、何?」

驚く茉緒。
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