恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
テーブルをあいだに、

少し離れた距離。

・・・

長い沈黙が続いた。

・・・

オレの想いは言った。

・・・

茉緒は何を考えてる?

・・・

オレはそっと顔をあげた。

・・・

「私が全部悪いんだよね。

どうしたら、圭吾の気持ちが、

収まるんだろう・・・」

悲しそうな…

切なそうな…

申し訳なさそうな…

何とも言えない悲痛な顔の茉緒。

・・・

今までそんな顔を、

茉緒にさせたことはなかった。

・・・

いつも笑顔で、

強気な所もあって、

一緒にいるのが、

本当に心地よかった・・・
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