恋愛レッスン~部下の甘い囁き~

茉緒side

・・・

その日は、

類が、家まで送ってくれた。

・・・

私の圭吾へ犯した罪は、

半端な物じゃなかった。

・・・

傍にいることで、

さらに傷つけていたなんて、

最低だ・・・

・・・

一人部屋の中、

ベッドに座り込んで、

罪悪感だらけの心と、

ずっと向かい合っていた。

・・・

朝、

時計に目をやると、

出勤時間が迫っていた。

・・・

仕事に行かなきゃ。

・・・

私は重い体を、

何とか起き上がらせ、

準備をした。
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