恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
・・・

好きな人なんだから、

寄り添ってもらうのは、

嬉しい事だけど、

やっぱり人の目が気になる。

・・・

「ねぇ、類」

「・・ん?」

・・・

上目遣いに私を見た類の目は、

お酒の力も借りて、

潤み気味・・・

・・・

女の私が、その目を見て、

ドキリとする。

・・・

「茉緒、顔赤いよ?」

「う、うるさい!」

「飲み過ぎた?」

「ち、違うわよ」

・・・

類の目に時めいたなんて、

絶対言ってやらないんだから・・・

「類の家で飲もうよ」

「へ?」
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