恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
私の提案に、

首を傾げる類。

・・・

「彩音さんとも久しぶりに飲みたいな」

・・・

そう言って類に、

訴える目をしてみた。

・・・

「しょうがないな・・・。

じゃあ、今からうち行こう」

・・・

私の手を引いて、

会計へ。

・・・

類が財布を出したので、

私は慌ててそれを止めた。

「いいよ、私が払う」

「?!何言ってんの?

女に払ってもらうなんて、

オレのプライドが許さない」

・・・

なんて大きい声で言うもんだから、

店員さんも引いてる・・・

「じゃ、じゃあ、お願いします」

としか言えなかった。
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