恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
困った顔をしてる私を見た

圭吾は・・・

ため息をついて、

少し笑った。


「今度のショーが終わったら、

どっか遊びに行こう・・・

その時にどうしたいか、

それまでゆっくり、

考えてほしい・・・」


「でも・・」


私の口に、

圭吾の綺麗な指が触れた。


「オレは、

茉緒しか見えない。

これからも、この先もずっと。

だから、

真剣に、考えてくれよ」


・・・

「・・・わかりました」


私の言葉に、

圭吾はうなずき、

私の頭を撫でた。

「また明日」

「おやすみなさい」
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