恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
「その話はまた後で」

私は類に、

シッシっと、手で追い払い、

圭吾と仕事の話を始めた。

・・・

「明日のショーの事なんだが」

「もう、明日なのね」

「茉緒の頑張りが、

全部表に出るぞ」


「何言ってるの。

私だけじゃない。

この部署全員の頑張りが出るのよ?」

私の言葉に、

微笑んだ圭吾。


「そんなだから、

みんなに好かれるんだよな、茉緒は」


「だってそうじゃない、

一人でこんな大仕事できないし。

皆が助けてくれるから、

ここまでこれた」


「明日は楽しもう」

「うん、思う存分」
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