恋愛レッスン~部下の甘い囁き~
「る・・い」

「ん?」

・・・

キスを止めたのをいいことに、

私は類のおでこに、

デコピンをお見舞いしてやった。

・・・

「イッテ!」

「ふん、不意打ちばっかりするから」

・・・

私は捨て台詞をはき、

類から逃げ出した。

・・・

「あら、もうお帰り?」

リビングで、

まったり中の彩音さんに

声をかけられた。

「大変、お邪魔しました」

私は軽く頭を下げると、

足早に、

部屋を出ていった。

・・・

「茉緒!」

・・・

後ろの方から、

類の声がしたけど、

・・・

とりあえず、無視・・・
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