変わらない想い
「シュン君
私ね~シュン君と
二人でいるときが
一番幸せなんだよ
本当に幸せなんだから」
「オレも
セイラといるときが
めちゃくちゃ幸せ」
お互い微笑んで
布団の中にもぐり込み
じゃれ合う。
(ピンポ~ン)
誰か来たのかな?
階段の下から
お母さんが
「シュン、トモキ君来たよ」
えっ!えぇぇえ~!!
急いで服を着て
ベッドから出た。
(トン トン)
「入るぞ!」
トモキ君は
部屋に入ってきて
私の顔を見るなり
(フン)っと
口角を上げて見ている。
「トモキ、どうした?」
「ヒマでよ~遊びに来た」
「アヤカは?」
「友達と出かけていね~し」