変わらない想い

「シュン君
私ね~シュン君と
二人でいるときが

一番幸せなんだよ
本当に幸せなんだから」




「オレも
セイラといるときが

めちゃくちゃ幸せ」



お互い微笑んで

布団の中にもぐり込み
じゃれ合う。






(ピンポ~ン)



誰か来たのかな?




階段の下から
お母さんが



「シュン、トモキ君来たよ」




えっ!えぇぇえ~!!


急いで服を着て
ベッドから出た。





(トン トン)



「入るぞ!」



トモキ君は
部屋に入ってきて

私の顔を見るなり


(フン)っと

口角を上げて見ている。





「トモキ、どうした?」




「ヒマでよ~遊びに来た」




「アヤカは?」




「友達と出かけていね~し」




< 101 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop