変わらない想い

CDを手に取り
色々見ていた。





「セイラ~」




トモキ君だ。




「トモキ君
今さっきエッチなとこ
入っていったでしょ!」




「もしかして
セイラも見て~とか?」



笑ってるっ!




「なっ・・・
何言ってんの!!」



そんなわけないじゃん!




「セイラ
もうすぐ冬休みだろ

あのさ・・・
セイラと行きて~とこ
あるんだよ

一日、オレに付き合え」



急に
なに言い出すわけ?




「イヤだ!
アヤカ先輩と
行けばいいでしょ!」





「セイラじゃね~と
意味ね~し

なぁ、セイラ
飯おごるしさ~いいだろ」




トモキ君の顔を見上げ



「どこに行くの?」





「まだ教えね~」





「・・・考えとくね」




「あぁ、考えとけよ!
てかエッチしたのかよ?」




ひつこい!




「まだして・・・ないもん」





「ふ~ん」




そのバカにした顔
ムカつくんだけど!



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