変わらない想い
私は、シュン君の家に行き
二人で楽しく過ごしていた。
外が暗くなりはじめ
帰る準備を
「セイラ、今日も泊まれよ」
「ダメだよ」
「セイラが
いね~と淋しい」
私もだよ・・・
ず~っと
一緒にいたいから。
ガマンしないと。
「明日、学校で会えるよ」
「会えるけど
一緒に寝て~し
セイラと
抱き合っていて~んだよ」
「また泊まりに来るから
ねぇ、シュン君・・・」
「・・・あぁ、困らしてわり~
ゴメンな家まで送るよ」
「うん」
シュン君に
薄暗い道を送ってもらい
キスをして別れた。
私は、家に入るなり
「お母さん、ただいま~
またシュン君の家に
泊まりに行ってもいい?」
「勉強頑張るんならいいけど」
「頑張るよ!」
私、シュン君の為なら
勉強だって
なんだって頑張れるから。