変わらない想い
「ヒロシは?
誰かいないの?」
「オレもいね~よ
この学校
カワイ~子いね~しな」
「失礼な!」
「目がパッチリして
巨乳がいいしな!」
何かムカつく!
大きいほうがいいわけ!?
てか
ヒロシには興味ないし!
次、次っと
「タカちゃんは!?」
サキはタカちゃんを
ジっ~と見ている
「オレはいるかな」
「マジで!?」
皆で
『誰!?』
「教えね~」
誰なんだろう?
サキは
今にも泣きそうな表情に
私・・・
余計なことしちゃった?
聞かないほうが
よかったよね・・・
「クリスマス前に
告ろ~と思ってさ~」
サキは必死に笑顔を作り
「・・・タカちゃん頑張って!」
「あぁ、頑張ってみるよ」