変わらない想い
「えっ!?マジで?
サキは何て答えたの?」
「もちろんOKだよ!」
声が弾んでいて
最高の笑顔をしている
「よかったね、おめでとう
私も嬉しいよ」
「ありがとう
めちゃくちゃ嬉し~」
サキは笑顔で喜んでいた。
美男美女カップルだよ!
サキの嬉しそうな顔
私も嬉しいからね。
ヒロシは
天井を見上げ
「あぁ~残すは
オレとタクだけか~」
「大丈夫って
順番でいくと次はタクだね」
「セイラ~
それは何の順番だよ?」
「顔だけど!」
「ムカつく!悪かったな!」
だって本当だもん
タク、イケてるから!
心の中で
そ~っと呟いた。
「ゴメン、ヒロシもカッコイ~よ
サッカーしてるときとか
他は・・・
え~っと、え~っと・・・」
「もういいよ
ど~せね~んだろ!」
ヒロシの頭から
つま先まで見下ろし
「うん、ないね!」
「はっきり言うなって!」
でも
ヒロシ大丈夫っ!
最終的には
イケメンより
一緒にいて
面白い人のほ~が
勝ち残るんだってっ!
私はそう思ってるよ。