変わらない想い
イヴの夕方
サキ、タクの家に集合。
サンタの衣装の上から
コートを着て
サキの家に向かった。
(ピンポ~ン)
「セイラです」
(ガッチャ)
「セイラちゃん
皆、待ってるよ」
「はい、おじゃまします」
二階に駆け上がり部屋を開け
「ちぃ~す」
「遅い!」
皆、ヤバいほど
サンタの格好が似合ってて
タカちゃんなんか
ガン見してしまうほど
カッコい~し!
ヒロシもなんか
カッコい~じゃん。
私は着ていたコートを脱ぎ
「ジャ~ン」
「スカート短け~
パンツ見えっぞ!」
「大丈夫
見せパンはいてるから」
「セイラ~
見せパン見せてみろ」
「イヤだ!タクのスケベ」
皆で何枚も写真を撮り
音楽を鳴らして
歌って踊っていた。
皆、最高の笑顔で。