変わらない想い
私はケーキを食べ終え
「あっ!!そういえば
皆にプレゼントがあるんだ」
バッグから昨日買った
ストラップを取り出し
皆に渡した。
「皆、おそろだから
携帯につけてよ」
「おぅ、ありがと~な」
『サンキュ~』
皆、喜んで携帯につけてくれた。
「サキは明日タカちゃんと
二人で過ごすの?」
「うん、タカちゃんの家でね」
嬉しそうな顔して
サキの幸せが
私に伝わっていた。
「セイラ、明日楽しみだね」
「うん、楽しみ」
夜遅くまで皆でいて
たわいもないことに
大笑いしたり
笑顔がたえない時間だった。
帰りは寒いなか
タクから送ってもらった。