変わらない想い
クリスマスの夕方
お泊りセットと
プレゼントを持って
シュン君の家に。
シュン君との
初めてのクリスマス。
部屋に入る
ほのかに香る
シュン君の香水
「早く座れよ」
シュン君の横に座り
シュン君の香りが
余計にドキドキさせる。
「シュン君
はい、プレゼント」
「サンキュ~見ていいか?」
「いいよ」
シュン君は
包装紙を丁寧にはがして
「ジッポじゃん!
マジいいのかよ
セイラ、サンキュ~」
「喜んでくれてよかった」
「セイラ、ほらプレゼント」
少し大きめの箱
箱を抱きしめ
「ありがとう
私も見ていい?」
「あぁ、見て驚くな!」
ワクワクしながら
包装紙をはがし
「シュン君!!
これめちゃくちゃ
欲しかったんだよ
嬉しい~ありがとう」
前から欲しかった
家庭用のプラネタリウム!
すご~い!
私は
手に取り眺める。
私は説明書を読み
「シュン君、部屋の
明かり消してもいい?」
「いいぞ」