変わらない想い
部屋の明かりを消して
スイッチを
二人で天井を見上げ
「ピントおかしくね~?」
「ピント合ってないよね?」
説明書を見ながら
ピントを合わせ
ベッドに入って二人で眺めた。
天井には星空が広がり
流れ星まで流れて
感激していた。
「シュン君
本当にありがとう」
「オレ以外の男と
ぜって~見るなよ!」
「見ないよ!
シュン君と見るんだもん」
「セイラ・・・」
何度もキスを交わす。
シュン君・・・
ゴメンね
いつも、いつも
Hの手前までで・・・
もう少し
時間を下さい。
シュン君の腕の中
お互いの気持ちを
確かめ合っていた。