変わらない想い

トモキ君の手がポンと
私の頭を軽く叩く




「セイラ・・・
ためしてみよ~か?」




トモキ君の顔を見上げ



「何を?」




「だからよ~
ここで・・・なぁ」




「何よ!!?」




「目、閉じろ」




え゛ぇぇぇええ!!!




「なっ・・・何言ってんの!」



私は焦りはじめた



「いいから閉じろって」




「絶対イヤ!」



何で目を閉じないと
いけないのよ!




「早く目を閉じろって
言ってんだろ~が」




「イヤだ!」




私の肩に手を置き
いきなり私を引き寄せ


トモキ君と唇が重なった。




なっ何!?


なにっ!!???




トモキ君を押しのけ




「ちょっと!!
信じられない

ど~いうつもりなの
意味分かんないんだけど」




からかってるの?


からかってるんでしょ。


< 127 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop