変わらない想い
「・・・グッスン・・・うん」
シュン君は
私の頭を撫でて
「セイラ、お守りやるよ」
私の手の中には
シュン君の第二ボタン。
「グッスン・・・
ぁっありがとう・・・」
第二ボタンを
両手で握りしめた。
六人で体育館裏に行き
マサヤが
「オレ達みんな~
ず~っと一緒だからな!」
「あぁ、ず~っとな」
「うん」
シュン君の手を握り
泣き崩れた顔で
「シュン君
ず~っと一緒だからね」
「あぁ、一緒だぞ」
その言葉だけで安心できた。