変わらない想い
「痛っ!!セイラ!
お前な~蹴るなって」
「ふ~んだ」
食べ物の恨みは
恐ろし~んだからねっ!
「セイラ、デザート
おごってやるからよ
機嫌直せって」
えっ、デザート!!
笑顔で
「本当に!ヤッタ~
嬉し~ヒロシ大スキ」
「はいはい」
私の機嫌はデザートで笑顔に
急いで
メニューを見る
美味しそうな
デザートがいっぱいっ!
チョコバナナパフェを
注文して
笑顔で待つ。
デザートがテーブルの上に
「ヒロシ~
はい、あ~んして」
ヒロシは
口を大きく開けて
「あ~ん」
「やんないも~ん」
私がパックっと食べて
「おいすぃ~」
ヒロシは
隣の席のトモキ君に
「マジでムカつく!
トモキ先輩
セイラど~にかして下さい」
「よ~し
オレがやっつけてやる!」
席を立ち上がり
私に近づく
私は横目で
「やっつけられんの?」
アヤカ先輩は笑って見ている。