変わらない想い
休み時間は
いつものメンバーで
廊下に座り込む。
マリが
「昨日、マサヤから聞いたけど
シュン先輩
ケンカしたんでしょ?」
マサヤ~マリに喋ってるし
「シュン先輩
誰とケンカしたの?」
「シュン君の
隣のクラスのヤツって
シュン君、そいつボコって
土下座させたみたい」
タクが
「シュン先輩達に
勝てるわけね~しな」
「そうだよな
シュン先輩達三人共
今まで負けたことね~もんな
ケンカじゃ~有名だし」
「おまけに
セイラも強え~しな」
「ヒロシ!
私は強くないんで!
女の子なんですから」
私、そんなにケンカしてないよ
別に強くないし!
「セイラ~お前
胸ね~から
てっきり男だと思ってたし」
私は
ヒロシの制服を掴み
「ヒロシ!!
蹴り上げられたいわけ!」
ヒロシは
顔の前に両手を合わせ
「ゴメンなちゃ~い」
「キモイし!!」