変わらない想い
「お前~泣かすなって」
「わり~
マサヤ、すぐ部屋行く」
トモキ君は私の部屋に入り
「ケガしてね~か?」
「・・・うん・・・グッスン
トモキ君・・・グッスン
ゴっゴメンね・・・」
「気にするな
セイラ、膝から血が出てっぞ」
トモキ君は
下のリビングから
救急箱を持ってきてくれた
「膝、見せろ」
「・・・グッスン
私がするから・・・」
「いいから見せろ」
トモキ君から消毒をしてもらい
バンソウコウを貼ってもらった。
「・・・トモキ君
・・・グッスン・・・ありがとう」
「セイラ・・・」
いきなり抱きしめられた。