変わらない想い

「お前~泣かすなって」



「わり~
マサヤ、すぐ部屋行く」



トモキ君は私の部屋に入り



「ケガしてね~か?」




「・・・うん・・・グッスン

トモキ君・・・グッスン
ゴっゴメンね・・・」




「気にするな
セイラ、膝から血が出てっぞ」



トモキ君は
下のリビングから
救急箱を持ってきてくれた




「膝、見せろ」




「・・・グッスン
私がするから・・・」



「いいから見せろ」




トモキ君から消毒をしてもらい
バンソウコウを貼ってもらった。




「・・・トモキ君
・・・グッスン・・・ありがとう」




「セイラ・・・」




いきなり抱きしめられた。




< 201 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop