変わらない想い

サキの腕を掴み
左右に揺らしながら


「意識?
そんなわけないでしょ

サキ、今話したこと
二人の秘密だから
絶対秘密だよ、いいね!」




「分かってるよ
安心して、誰にも言わないから」



「サキ、ありがとう」



「セイラ、トモキ先輩に
メールしたがいいと思うよ」



「うん、メール送ってみる」




サキに話して少し気持ちが
楽になったかな?


サキと腕を組んで
教室に戻る。




授業中

トモキ君にメールを



【迷惑かけてゴメンね
昨日の男のこと
黙っててくれてありがとう】




トモキ君からのメールは
返ってこなかった。



部活が終わり
シュン君の家に。



< 211 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop