変わらない想い
サキの腕を掴み
左右に揺らしながら
「意識?
そんなわけないでしょ
サキ、今話したこと
二人の秘密だから
絶対秘密だよ、いいね!」
「分かってるよ
安心して、誰にも言わないから」
「サキ、ありがとう」
「セイラ、トモキ先輩に
メールしたがいいと思うよ」
「うん、メール送ってみる」
サキに話して少し気持ちが
楽になったかな?
サキと腕を組んで
教室に戻る。
授業中
トモキ君にメールを
【迷惑かけてゴメンね
昨日の男のこと
黙っててくれてありがとう】
トモキ君からのメールは
返ってこなかった。
部活が終わり
シュン君の家に。