変わらない想い

シュン君の部屋に入り
鞄からプレゼントを出し



「シュン君
おめでとう16歳だね
はい、プレゼント」




「弁当だけでよかったんだぞ
サンキュ~な!見ていいか?」




「いいよ」



シュン君は箱を開け



「デジカメじゃん!!
セイラ、高かったろ?
マジでいいのか?」




「シュン君
色がね黄色しかなかったんだ
黄色でゴメンね」




「全然イケてんじゃん!
金、使わせてゴメンな」




「シュン君が思ってるほど
高くないから!
気にしないで」



本当に高くなかったから

目玉商品、スペシャル特価
だったから買ったとか言えないし・・・



シュン君は説明書を読み
バッテリーを充電していた。



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