変わらない想い
お母さんは、すごい剣幕で
この勢いを止めることは
私にはできなかった・・・
怖すぎてねっ!
タクは小声で
「セイラの母ちゃん
スゲ~よな!」
「・・・うん」
この日は、とりあえず
先生達と授業を
サボらない約束をして
話は終わった。
私はタクと
自転車で家に帰り
お母さんから
授業をサボってることを
きつく言われた。
部屋に行き
ベッドに倒れこむ
あの日から
トモキ君とはお互いに
連絡を取っていなかった。
気にはなっていたけど
日にちが経つにつれ
気まずくなっていた。
携帯がなる
♪~♪~
サキからだ。
「セイラ~
タクとお母さんから聞いたよ
セイラのお母さん、やるじゃん!
すごかったらしいね
てかトモキ先輩とは
連絡取った?」