変わらない想い
(ゴロゴロゴロ・・・ゴロ・・・ピッシャァ)
「キャ~怖い」
私は、雷が大嫌い!
イヤだ・・・どうしよう。
「セイラ、大丈夫って
全然怖くね~じゃん
着替え持ってくっから」
怖くて帰れなくなった
私はバスタオルで
髪の毛や首を拭く
「これに着替えろ」
サキのTシャツと
ジャージを借りて
脱衣所で着替えた。
「タクも早く着替えて!
熱出ちゃうよ」
「あぁ」
着替えが終わり、タクの部屋に
「セイラ
髪の毛、早く乾かせ」
ドライヤーをかり乾かした。
すごく大きな雷が
(ゴロゴォォ・・・ゴロ
・・・ピシャァァァッ!!)
ブレーカーが落ちた。
電気は消えたけど
6月の夕方
真っ暗にはならず
部屋は薄暗い感じになった。