変わらない想い
体が熱く
その場で横になった。
「セイラ、熱測るぞ」
シュン君から測ってもらい
(ピピピッピッ)
「39度4分もあるぞ!
セイラ、大丈夫か?」
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
シュン君は
私を抱きかかえ
ベッドに寝かせてくれた。
もうろうとしている私に
「セイラ、オレにうつせ」
シュン君は、私にキスを。
そのまま眠りについた。
その間、シュン君は
コンビ二に行き
食べ物と飲み物を
買ってきてくれていた。
「セイラ、汗すごいぞ
着替え出すから」
シュン君の声が遠くに聞こえる
クローゼットから
着替えを出してくれて
私が着ている
Tシャツを脱がせ
タオルで拭いてくれた。
「・・・ハァ・・・ハァ・・・
シュン君・・・ハァ・・・
ありがとう・・・ハァ・・・」
恥ずかしかった・・・
迷惑かけてゴメンね、シュン君。
「何か飲むか?」
「・・・ハァ・・・ぅん」
抱き起こしてくれ
シュン君は
スポーツ飲料を
口移しで飲ませてくれた。