変わらない想い

券を買い中に入る。


シュン君と席に座り
ライトが消え真っ暗に


アナウンスが始まり


やっぱり七夕伝説だ。

去年のとは違っていた。


星を見上げながら


1年に一度しか
会えないなんて切ないよね・・・


シュン君と私
毎日のように会ってるし

それが当たり前だと
思っているから。



シュン君の横顔を見る


時折見せる

シュン君の愛らしい笑顔


私は、シュン君の笑顔に
癒されているんだからね。



小声で



「セイラ、終わったら
行きて~とこあっから、いいか?」




「何処に?」




「あとでな」




何処に行きたいんだろう?


シュン君となら
何処にでも行くけどね。




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