変わらない想い
私は自転車小屋に
「セイラ~」
「タク!
先に帰ってよかったのに」
タクは、待っててくれていた。
「ねぇ~タク・・・
あっあのね・・・
タク、彼女いないじゃん
あっちのほうは・・・
どっどうしてる?」
知りたくて、知りたくて
聞いてみてしまった。
「あっちって、どっち?」
「・・・だから~あっちだよ!
男の人って・・・
たまるんでしょ?
だから~
一人でしてるのかな?とか
思って・・・」
何聞いてるんだろう・・・
恥ずかしくなってきた。
「そりゃ~女いね~なら
一人でするに決まってんだろ」
なら、なら、シュン君も??
1年以上
おあずけしてるし・・・
シュン君も一人で?
イヤっ!!
想像したくない!
「セイラ
まだ、シュン先輩と
してね~んだろ?」
「・・・うん」
「シュン先輩
よく耐えてるよな!」
「・・・・・」