変わらない想い
シュン君には
悪いとは思っているよ
でも・・・
一歩が踏み出せない・・・
怖くて身体が震えるんだもん・・・
怖くてまだ受け入れられない。
でも・・・
私の誕生日には
絶対なんだから!
タクと別れ
シュン君の家の前
シュン君
チャイム押すからね!
わけもなく気合を入れ
えいっ!!
(ピンポ~ン)
ヨシっ!!
(ガチャ)
「こんばんは
セイラ、おじゃまします!」
「は~い、どうぞ」
お母さんは
いつも優しい表情で
迎えてくれる。
「シュン君、入るよ」
「いいぞ!」
「シュン君っ、大事な話が!」
「顔怖え~ぞ!どうした?」
私の決意を聞いてほしくて
「シュン君
私、決めました
私の誕生日に・・・
シュン君とっ・・・ね
シュン君とっととっ・・・」
「はぁ?どうしたセイラ?」