変わらない想い
タクは
いきなり私の太ももの上に
寝転がってきた。
「ちょっと!!
タク、どいてよ」
タクの頭を
押しのけるけど
私の腰に
両腕をまわし
「イヤだね!
セイラがキスしてくれるなら
どいてやってもいいけどな」
「なっ・・・何言ってんの!
タク、変なことしてみろ
口きかないから」
スカート、かなり短いし
スカートの中
覗いたりしないよね?
太もも触ったりしないよね?
変なことしたら
ぶん殴ってやる!!
私は、買ってきたお菓子を
ボリボリ、ボリボリ
「おっおい!!
セイラ、菓子のクズが
オレの顔の上に落ちてるって!」
かまわず食べ続け
「セイラ!!
聞いてんのか!」
タクは起き上がり
「お前っムカつくし」
私のお菓子を取り上げ
タクが全部食べてしまった。
「私、教室に戻るから」
タクを置いて教室に戻った。
早く帰りたい・・・