変わらない想い

部室でタクと二人


沈黙が・・・


何を話したらいいの?

分かんないよ・・・


タクは、私に近寄り

私は後ずさり・・・



「なぁ~今日オレんち来いよ」




「・・・無理だよ」




「何で?」




何でって

行けるわけないでしょ!
シュン君いるから



「私の彼氏は
シュン君なんだよ!」




「だから?

オレとセイラは友達だろ
家に来てもおかしくね~だろ?」




「・・・そうだけど
シュン君に勘違いされたくないから

だから行けない」




タクは、私に顔を近づけてきた。




「・・・近いよ」




「キスだけ・・・」



タクの手は
私の肩に




「絶対イヤだから」



タクの手をはねのける




「うるせ~」




タクと唇が重なる

タクの手が胸に触れ



「やめてっ!もうイヤだ」




「セイラのことスキだから」




「私は、シュン君じゃないと
絶対イヤなのっ!!」




シュン君じゃないと
トキメかない

シュン君じゃないと
笑顔になれない




「私、帰るから」




部室を出た。



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