変わらない想い

「じゃ~な」



「うん、忘れずにおごってね」




「あぁ」




結局最後は
許してしまってるんだよね


いつものこと


家に着き二階に上がる



「セイラっ!!聞いてよ!」




マリがマサヤの部屋から出て来た。


私の部屋に入り



「マサヤ、他校の女達と
今日さぁ~合コンやって
遊んでたんだよっ!!」




「ウソっ!?
えっ!まさかシュン君も?」




「シュン先輩が
そこにいたかは知らないけど

もう、許せない!!」



マリの怒りは
私に向けられ



「セイラ!
マサヤどうにかしてよ!
あ~ムカつく~!」



私の枕を殴り始め
マリは涙目に・・・




(トン トン)




「はい」     




「マリ・・・ゴメンな
絶対、行かね~から

もう合コン
マジで行かね~から

マリ、許してくれ
マリだけなんだぞ」



マリの)顔を覗き込み

必死に訴えるマサヤ。




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