変わらない想い
家に帰り二階へ駆け上がった。
マサヤの部屋から
マサヤとマリが出てきて
「セイラ??どうしたの?
シュン先輩の家に
行ったんじゃなかったの?」
「・・・グッスン・・・グッスン
・・・ウッウ・・・ァァッ・・・」
マリに抱きついた
「ど~したの?
シュン先輩とケンカしたの?」
「・・・ウッ・・・グッスン・・・ウッウウ・・・」
泣き崩れ
私の姿を見てマサヤは
「セイラ、落ち着け
なぁ、落ち着いて話してみろ」
マリから支えられ
私の部屋に入る。
マサヤとマリに泣きながら
シュン君の部屋で見たことを話した。
マサヤは
「確かめに行ってくっから
マリ、セイラの側にいてやってくれ」
「うん」
マサヤは、シュン君の家に行った。
「・・・セイラ」
マリは、優しく
私を抱きしめてくれた。