変わらない想い

「私、お腹すいた
その前に
暑いからカキ氷食べたい」




「私もカキ氷食べたい」




浴衣を着ている
私とマリは

特に暑くて喉がカラカラ。



花火大会が終わり
皆で露店にカキ氷を



カキ氷の機械は
休むことなく回っている


いつもこの機械で
氷が削れているとこを
真剣に見てしまう。




前から私は

カキ氷はイチゴって
決まってるんだから!


私はイチゴを頼み


男達三人はメロン

マリとアヤカ先輩はオレンジ。



「セイラ
イチゴ食わせてっ!」




「いいよ
シュン君、私にも
メロンちょうだい」



食べさせあって
イチャついていたら



「トモキ~
シュンとセイラ
ラブラブだよね」



アヤカ先輩が言うと


トモキ君、私の顔を見て



「ふつ~じゃん」




「なっなに!!
今ふつ~って言った!?」



私は声を大にして言った。


ふつ~って!?


私にとっては
こんなことでも


すご~っく

ラブラブなんだから!!



「マジふつ~やし」




「あっそっ別にいいもん」



気にしない。



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