変わらない想い

てか
ムカつくんだけど!!!



「気にするな
オレ達ラブラブじゃん」




「・・・シュン君」




そうだね

私とシュン君
ラブラブだもんね。



何よ!


トモキのヤツ!


私とシュン君が
新鮮そのものだからって

ひがんでるんでしょ!


仲いいからって

妬いてたり?





てか私の手

握ったぶんざいで!


何で私の手
握ったりしたわけ!?

マジでムカつく~
フンだ!!



私とマリ、アヤカ先輩
三人で近くのトイレに行き

鏡を見て
髪の毛のほつれを整え

薄い
ピンクのグロスを塗る。



トイレから出たら



「ねぇ~ねぇ~
遊びに行こう」



知らない男三人が
声をかけてきた。


私の腕を強引に引っ張り



「どこ行く?」




「ちょ・・・っとイヤだ」




怖い・・・




「私達
男と来てんだけど!」



アヤカ先輩が

私の腕を掴んでいる
男の手を払いどけ



「セイラ、マリ行くよ」




「待って、待って
携番とメアド教えて」



男がマリの肩に
手をまわした瞬間



(ボコッ!)



マサヤだ。




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