変わらない想い

「てめぇ~
マリにさわんじゃね~!」



男の服を掴み

マサヤは何度も殴り続けていた


私は
シュン君の後ろに行き

シュン君の袖を
握り締めた。



周りが
ざわつきはじめ


やばい状況じゃ?




マサヤからボコられた男は


口元血まみれで
目の上が腫れていた。



「マリに謝れや!」




「・・・すいません」



頭を下げ




「マサヤ
もういいから、ありがとう」




男達は逃げるように
行ってしまった。



シュン君は
私の手を取り




「そこらへんの
バカ男には
気をつけとけよ

なんかあったら
速攻、オレに言え」



シュン君の言葉が
心強く、頼もしかった。


私達六人はコンビ二で

花火とお菓子を買って公園に。



私は、お菓子を食べながら
ブランコに。




「みんな~見て
すごくない!?」



すごい勢いで
ブランコをこいでみせた。




「危ね~ぞ!!」




「大丈夫!楽しいよ~

ブランコ
あと一つ空いてるよ
誰か乗ってよ」




「オレ乗りて~」




トモキ君が
ブランコに乗った。



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