変わらない想い
トモキ君の家に
転がり込んで3週間
毎日、楽しかった。
「セイラちゃん
ず~っといていいからね」
「はい」
お母さんの言葉に甘えていた。
トモキ君も
「好きなだけいていいぞ」
「うん」
お風呂から上がって
トモキ君の部屋に
私はいつもの
テーブルの前に座る。
「セイラ・・・
今日、一緒に寝ようか?」
ドキドキ
「・・・・・」
意識してしまい
変な気持ちに・・・
「何もしね~から
一緒に寝るぞ、いいな」
首を縦に小声で
「・・・ぅん」
返事してしまった。