変わらない想い
部活が終わると
タクは私の手を取り
体育館裏に連れて行き
いきなりキスを
イヤがる私を無視して
何度もキスをしてくる。
私は
タクをボンっと押しのけ
「いい加減にしてっ!!
タクのことキライになるよ」
「オレと
付き合ってくれんならいいけど」
「何度言ったら
分かるのよ!!」
もうイヤだよ・・・
タクの手をはらい
部室に入りカギを閉めた
トモキ君に会いたい・・・
携帯を握り締め
何もできない自分に
イラだつ!
♪~♪~
タクからだ・・・
私は出なかった。
外は真っ暗
部室を出て自転車小屋に
「セイラ~」
「・・・・・」
タクは待っていてくれてた。
「セイラ、携帯出ろよ!
オレのことマジで
キライになったわけ?」
「タク・・・もうやめて
私、イヤだから・・・」
冷たく言い放った
怖くてタクの顔が見れない・・・