変わらない想い

「セイラ・・・
マジでスキなやつ
できたのか?」




「・・・うん」




「オレの知ってるやつか?」




「・・・・・」




「オレ、やり直して~
セイラともう一度
やり直して~よ

もう二度と裏切らね~
セイラのこと
泣かせたりしね~から

オレともう一度
付き合ってほしい」




何度言われても

私の気持ちは変わらない。




「ゴメン・・・
シュン君とは、やり直せない

シュン君以上に
スキな人できたから・・・」




シュン君が
裏切ったりしなかったら


私は、シュン君の側にいたんだよ



(大スキ)って


何度も言ってたよ


微笑んで最高の笑顔で

抱きしめてたよ。


裏切った、あの日から
2ヶ月以上経った今


私の気持ちは
シュン君から

完全に離れてしまった。




「セイラ・・・分かった
オレが全部悪いんだもんな

当たり前だよな
諦め悪り~よな

最後まで苦しめて
マジでゴメンな・・・」




シュン君は
何度も私に謝って帰って行った。



< 324 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop