変わらない想い
「セイラ・・・
マジでスキなやつ
できたのか?」
「・・・うん」
「オレの知ってるやつか?」
「・・・・・」
「オレ、やり直して~
セイラともう一度
やり直して~よ
もう二度と裏切らね~
セイラのこと
泣かせたりしね~から
オレともう一度
付き合ってほしい」
何度言われても
私の気持ちは変わらない。
「ゴメン・・・
シュン君とは、やり直せない
シュン君以上に
スキな人できたから・・・」
シュン君が
裏切ったりしなかったら
私は、シュン君の側にいたんだよ
(大スキ)って
何度も言ってたよ
微笑んで最高の笑顔で
抱きしめてたよ。
裏切った、あの日から
2ヶ月以上経った今
私の気持ちは
シュン君から
完全に離れてしまった。
「セイラ・・・分かった
オレが全部悪いんだもんな
当たり前だよな
諦め悪り~よな
最後まで苦しめて
マジでゴメンな・・・」
シュン君は
何度も私に謝って帰って行った。