変わらない想い
ベッドにサキと入り
「ねぇ~サキ
サキは、今幸せだよね?」
「もち!
タカちゃんいるからね」
そうだよね
いつも一緒に笑ってるもんね
二人が羨ましいよ。
本当に仲いいし
お似合いだし
サキとタカちゃんには
ず~っと一緒に
仲良くやっていってほしいから。
「セイラ、トモキ先輩に
連絡入れた?」
「・・・入れてないよ
アヤカ先輩と一緒にいるだろ~し
何話していいか分かんない・・・」
トモキ君に
私の想いを告げたら
トモキ君、アヤカ先輩と
別れるでしょ?
アヤカ先輩の泣いてる姿
見たくないもん・・・
辛い思いさせたくないから
私の憧れの先輩なんだよ
「セイラ、アヤカ先輩のこと
考えたらダメだって
素直にならないと
後悔するのはセイラなんだよ!
後で後悔して
泣いても知らないからね
トモキ先輩に
メールでいいから送ってみたら」
「何て送ればいいの?
分かんないんだもん・・・」
「セイラの携帯貸して」
「えっ!?何でよ」
「私が送るから
セイラの気持ちを
送ってあげる!」
「いいよ!
そんなことしたら怒るからね
私、もう寝るから」
目を閉じると
トモキ君の顔が・・・