変わらない想い
部屋に戻り
大粒の涙がこぼれ落ちた。
どうしても
アヤカ先輩のことが・・・
トモキ君・・・
ゴメンね
私、ウソばっかりで
素直になれなくて
伝えたくても
伝えられなかった
言いたくても
言えなかった。
どうすることも
できない・・・
♪~♪~
サキからだ
「セイラ
トモキ先輩と話できた?」
「・・・グッスン・・・グッスン・・・」
「セイラ、どうした?」
「・・・ゎ・・・私・・・グッスン
トモキ君に・・・グッスン・・・
ウソ・・・ばかり・・・グッスン・・・
スキな人・・・グッスン・・・
いるって・・・グッスン・・・
ウソ・・・グッスン・・・グッスン・・・
言ってしまった・・・グッスン・・・」
サキは自分のせいで
私を苦しめて
私を一人にさせておけないと
タカちゃんに話し
サキは私の家に来てくれた。
泣き崩れる私を見て
私の手を握り
「セイラ、ゴメンね・・・
私がトモキ先輩に
メール送ったから・・・
セイラ、ゴメンね」
「・・・グッスン・・・
サキ・・・グッスン・・・
気にしないで・・・グッスン
サキのせいじゃないから・・・グッスン」
私が悪いんだから
自分の気持ち
素直に伝えなかったから。